リフォーム工事店ですが注文住宅をやります(7)

現場監督です

ブログの更新が滞っていますが

現場は着々と進んでおります

さて、上棟、前回のブログの足場から

一日でこうなります

木造在来工法の建前は基本「1日」で終わらせます。

これは(おそらく)江戸時代から変わっていないシステムではないでしょうか?

作業小屋でパーツを組み立て・・・(今はプレカット)

大八車で現場に運び入れ・・・(今はトラック)

現場で組み立てる(これは一緒)

これは日本の気候、風土により生まれたものだそうです。

「日本は雨が多い」

そのためとにかく早く屋根を乗せる必要があるというのが一つの理由です。

なお、同じ木造工法のツーバイフォーだと屋根が一番最後になるそうです。そのため工場でパネル単位で組み立てた方式が主流になっています。

とあるローンのCMでマ〇オさん(サ〇エさんの)が屋根の上でカンナをかける動作があります・・・我々的に・・・

ありえない作業なわけです

と、微妙なオチではありますが今回の作業は上棟まで、次回は屋根作業をしていきます。

リフォーム工事店ですが注文住宅をやります(6)

現場監督です。

現場の進行にブログが追い付いていないですが一気に進めていきます!

断熱材を土台、大引(おびき)の間に詰めて床の下地合板を釘で打ち付けていきます。

この工法、面の剛性が強いのも利点ですが・・・

作業性が良い

といった利点もあります。

床下地を作業床にして大工さんが何やら組み立てています。

これだけ見ても

でしかありません。答えは今後の工程に期待してください。ちなみにこの部材

現場監督が3日ぐらい残業して

施工図を書いた部材になります。(おおげさ)

外部先行足場が組まれるといよいよ上棟です。

リフォーム工事店ですが注文住宅をやります(5)

現場監督です・・・

「もう梅雨入りとかカンベン・・・」

気を取り直してブログ更新です。

雨が続きましたね、幸い現場に影響はほとんどありませんでした。

コンクリートの硬化を促すため型枠は3日ほどそのままにしておきました。型を外したら・・・

室内部分の土間(床じゃないところ)に断熱材を敷き込みます。

その上にさらにコンクリートを打って土間を作っていきます。 おや?この物件には広い土間スペースがありますね?

続いては配管工事

「断熱被覆ピンクがお湯、青が水」

これ以上ないくらいのわかりやすさですね。

さて、次は大工さんの登場です。

現場に材料が運ばれます。この材料は基礎の上で柱を受ける「土台」工場でプレカット加工されての搬入です。

現場では組み立てるだけ?

「基本そうです」

意外とカンタン? イヤイヤイヤ・・・

「水平、垂直、直角」

これを確実に施工するのがプロの大工です。

工事中に断熱材が搬入されました。 すごい量Σ(・ω・ノ)ノ!

リフォーム工事店ですが注文住宅をやります(3)

おはようございます。現場監督です。皆さん連休はいかがお過ごしでしょうか?

ちなみにワタシの連休はこんな感じ

さて、現場のほうです

鉄筋を組んでいきます。ここでの現場監督の重要な仕事は「定着長さとかぶり厚のチェック」となります。

定着長さとは?

鉄筋の重ね合わせ部分の長さのことです。単位は”D” 40Dと示された場合は鉄筋の直径の40倍の長さが定着長さとなります。

続いてかぶり厚とは?

引っ張りに強い鉄筋、圧縮に強いコンクリートですが最強の組み合わせになるためには

「鉄筋がある程度コンクリートに埋まっている」

必要があるわけです。

なお、錆びやすい鉄筋をアルカリ性のコンクリートの中に入れることで錆びにくくさせるはたらきも重要な働きです。

潮風、台風、放置といった悪条件トリオの「軍艦島30号棟」

https://www.gunkanjima-tour.jp/gunkanjima/change.html

こちらの建物1916年竣工、100年以上たった現在崩壊が始まっていることを考えるとかぶり厚さの重要性がよく分かると思います。

さて、最近の住宅・・・

「鉄筋マシマシ、モリモリ、パワーアップ競争」

がはげしいです。他社の批判をする気はないのですけどね・・・

そこまで鉄筋が必要なら地盤を疑ったほうが・・・・?なんて思っています。

なお、こちらの現場ですがこれでも「建築基準法に定められた2倍の鉄筋」が入っています。

ちなみに現場監督の自宅の2倍の鉄筋が入っています。

「恥をかかない程度に」

「鉄筋マシマシです」

当然のことですが配筋検査も合格しております。

さて、次の工程

現場にコンクリートポンプとミキサー車が到着

コンクリートを打っていきます。

ある程度コンクリートが固まったらコテで仕上げて作業完了

ちなみにこちらの現場、本日の作業で33トンものコンクリートを打っております。

リフォーム工事店ですが注文住宅をやります。

お久しぶりでございます。現場監督です。弊社このたび・・・・

注文住宅を受注いたしました!!!

リフォーム工事店に新築を依頼するメリットは?

・多数の修繕をこなしています。どういう住宅がトラブルを起こしやすいか知り尽くしています。

・数多くのリフォームで「住まい手の不満」を解決してきました、今までの経験を新築に盛り込みます。

大きくはこの2点に尽きるところでしょうか?

全集中の呼吸で(笑 進めて参ります

まずは地盤調査

弊社では「表面波探査法」による地盤調査を標準としております。

基礎仕様がベタ基礎を標準としているため「点」の測定ではなく「面」の測定を重要視しています。

建築確認を取ったのち着工、まずは・・・・

掘ります

掘った下の土質など重要なチェック項目でもあります。この作業「根切り(ねぎり)」という作業です。

こちらの現場

「ある注文仕様」

のため一部が深くなっています。今後の進行をお楽しみに♪