現場監督に求められる数学力

お久しぶりです。現場監督です

弊社不動産会社からの修繕依頼が結構あります。

今日は戸箱なし雨戸がレールの変形により脱落するといったトラブルの修繕です。

新品に交換?とはいかないのがこの仕事。コストを抑えて目的を達成するのが我々の仕事です。

 

処置内容

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上下レールを引き寄せるようにアルミのフラットバーを取り付け。

現場監督と言いながら今日は職人です。

アルミのフラットバーに何か張り付いていますね?

鉛でできた釣りのおもりです。エポキシ接着剤で接着しています。私は釣りが大好きなので経費処置する経理が不審に思っています。

目的は?

こういった平たく幅の広いアルミを取り付けると風の吹いたときにバタバタしたりブーンと唸ったりするのです。

で、それを防止するためのおもりなんです。

さて、取り付け位置の決定には工夫が必要です真ん中につける? 振幅の中間となり2倍の周波数で振動するだけです。

では?チョット数学(おおげさ)

最小公倍数がなるべく大きくなるような比率で設置すれば振動を抑えられる

 

わけです。これ地味ですが結構重要な振動を抑えるテクニックなのです。

 

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