入野古墳

上床伸予です。

地元の浜松市中央区入野町に「入野古墳」があります。
今月、入野協働センターで「入野古墳とその周辺を巡る」という講座があり、参加しました。

講師は、浜松市西行政センター副参事の鈴木一有さん。
30年前に入野古墳を発掘調査した時に新人学芸員として参加されたそうです。

「入野古墳」の名前と場所は地元の方を中心にご存じの方も多いとは思いますが、実際に古墳に行ったことがある方は少ないと思います。実際、私も初めて古墳に上りました。

受講した講座では、座学で古墳周辺についても学びました。
当時は伊場(伊場遺跡)や大平台、西鴨江辺りに集落があり、そこに影響を与えていた方が入野古墳に埋葬されていることが考えられるようです。

古墳の上に行ってみると、当時あったであろう集落や辺りが一望できる、見晴らしのよい高台ということが分かりました。

入野古墳より東側(浜松駅・伊場方面)を望む

30年前の発掘調査で確認された葺石も見ることができましたが、当時は一部の発掘調査がされただけで、まだ確認されていないことも多いそうです。

地元民としては、ぜひ全体像を知りたいところです。

古墳へは西側の坂道から行くことができます。
ぜひみなさん、足を運んでみてください。