現場監督です。前回のブログ更新から・・・
一週間以上のサボり・・・
大変失礼しました、たぶん今後もこのようなことがあるかと思います←反省してない
さて、屋根が出来上がったこちらの現場着々と進んでおります。
まずは柱、筋交いなどの構造を金物(かなもの)で固めます。
筋交いにあっては金物で固定することにより「引っ張り力」に対する効力が強くなります。
その差は6倍! 座屈がおこりやすい圧縮力よりも引っ張り力のほうが実は強いのです。当然柱にも強い引き抜き力がかかります。当然そういった柱は必要な補強をしていきます。
さらに!
建物角の柱(通し柱といいます)は1階の柱と2階の柱を金物で補強します。
通し柱なのに・・・柱・・・通してない
その通りでございます。 本来は6mΣ(・ω・ノ)ノ! ぐらいの柱を建てるのが通し柱でした。今でもそういった建築は普通にあります。
ではなぜ?
通し柱(6m)にした場合柱の中間には梁など差し込まれる仕口(しくち)と言われる掘りこんだ加工がされます。こちらの画像の柱だと3方向から差し込まれるわけです。
構造のために失われる断面・・・
構造のために強度が下がる・・・
といった現象が起こるわけです。 そのため通し柱をあえて管柱(くだばしら)に、金物で補強することにより強度を確保するわけです。
さて、現場に断熱材が搬入されました!
屋根分だけですごい量Σ(・ω・ノ)ノ!
ちなみにこの断熱材「圧縮された状態」なのです。
ほらね♪
梱包を解くと・・・
ムクムクふくらんできます。 その断熱材を
異常に幅の広い垂木(たるき)に詰めていきます。
屋根面直下には通気層を、断熱材の施工後には気密層を施工していきます。
ほかには配線とかバルコニー防水などの工事が進んでおります。