お久しぶりです。現場監督です。 ひどく暑い日が続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日42歳の誕生日を迎えた現場監督ですが熱中症に対する耐性が明らかに落ちています。
さて、先日自宅で気持ちよく晩酌中一本の電話・・・
「ドアが開かなくなって中に子供が閉じ込められている!」
まさに緊急事態!急いで支度をして運転手付きで出発します。
状況としてはドアラッチの故障によりドアが開かない。しかも戸当たり側につき細いものを差し込んで解錠することもできない・・・マンション1階につき窓から進入しようも手すり格子が付いている・・・
こういったトラブル経験がモノを言います。前回の事例
と同様の処置で対処完了しました。時刻は夜12時を過ぎたので翌日にドアラッチを交換しています。
さて、ドアラッチの故障による「開かない」「閉じ込め」事件はどれぐらい発生しているのでしょうか?
前回の記事含めて2年に6回(ワタシが対処しただけで)対応しております。 築30年以上の建物が危険です。
ちなみに閉じ込め事例は今回がはじめてでした。
今回は皆さまの参考になるように当該ドアラッチを分解してみます。
外観一部ふくらみがあります。
分解してみると内部が破損していました。
部品としては1000円以下の物ですが故障をするとトンデモナイ状況になります。
現場監督からのアドバイスです
ドアのノブ(もしくはハンドル)の動きに違和感を感じたら直ちに建築会社にご相談ください。
ドアの開け閉めは優しく、できればラッチに負担をかけないようにドアノブを回して閉めるようにしましょう。
乱暴に扱うと閉じ込め、開かないといった手痛い反撃が待っています。
ちなみに過去6件の同様な事例の中でトイレが4件でした。使用頻度に影響されるようです。