お久しぶりでございます、現場監督です。
ポケモンGOがやっとリリースされましたね!何が面白いのかよくわからないのですが流行りものに踊らされています。
今回は自治会長さんからの依頼です。
自治会長「昔からある半鐘(はんしょう)を撤去処理してほしい・・・」
現場監督「承知しました(`・ω・´)ゞ」
入野の雄踏街道沿いの半鐘です。ご存知の方も多いのでは? 詳しい話は不明ですが60年以上前からあるみたいです。
こちらの交差点は通学路にもなっており安全上不安との近隣住民からのご要望でした。
はしごを架け電動のカッターで吊り金具を切り取り鐘を下ろします。結構な重さなのであらかじめロープを付けておきました。こういった時にロープワーク(もやい結び)が便利です。
高いところから順に金具を取り外していきます。で、程よいところで切断
ちなみに古い電柱やこういった用途に使われる木ですが「ボカスギ」という樹種が最適だそうです。
理由は腐りにくいわけではなくただまっすぐに育つという理由らしいです。ではこの木の防腐、防虫処理は?
かなり丁寧にコールタール処理されており現在までその姿を保っていました。
とはいえ地面との接触部はかなり腐食が進行、断面積にして半分ぐらいです。いつ倒れてもおかしくない状態でした。撤去せずに埋め戻すと陥没の原因になるため撤去します。
一部アスファルトをこわし支柱の脇に穴を掘ります。炎天下の中休憩(近くにポケストップがあるのでチェックしながら)の作業です。
道具の関係上深さ1.5mにて断念。当然先端は見えません。支柱がグラグラしだしたので引き抜きにかかります。
テコ棒を使って引き抜きます。地味に重労働です。
抜けた! 地中部分だけでこれだけの長さがありました!
深さにして2mぐらいでしょうか?
しかも抜いた穴の底には水が溜まっていました?
地下水に流されないように砂利と砂で埋め戻し
アスファルトを復旧しておしまいです。
こういった「どこに頼んだらよいかわからない」お仕事大歓迎です♪